Penthouse浪岡「日本だと厳しいと思って…」ハードロックから現在の音楽性に転向した理由とは?
こっちのけんとがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間(THE MOMENT)」を探ります。 11月1日(金)と8日(金)の放送では、Penthouseのメンバー・浪岡真太郎(Vo, Gt)さんがゲストに登場。この記事では8日の放送の模様をお届けします。コロナ禍に作った8枚目のシングル「...恋に落ちたら」制作秘話などについて語ってくれました。
Penthouseは、浪岡真太郎さん(Vo, Gt)、大島真帆さん(Vo)、Cateenさん(Pf)、矢野慎太郎さん(Gt)、大原拓真さん(Ba)、平井辰典さん(Dr)による6人組ツインリードボーカルバンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOB/OGである現メンバーが、ボーカルの浪岡さんを中心に集まり、2019年6月よりPenthouseの活動を開始。2021年11月にメジャー1st EP『Living Room』を配信リリース。ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めています。 * Penthouse結成前はハードロックバンド「QUORUM(クオラム)」のボーカルとして7年間活動。アメリカ・テキサス州オースティンでおこなわれる大規模イベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」への出演や、アメリカツアーなどもおこなっていました。 ーーこの番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。番組前半では、1つ目のモーメントとしてハードロックバンド活動していたときのことについて語ってくれました。 こっちのけんと:それでは、続いてのモーメントをお願いします。 浪岡:「2020年頃 コロナ禍に『...恋に落ちたら』を制作」です。 こっちのけんと:めっちゃいい曲! 僕が浪岡さんと知り合ったのはこの辺なんですよね。Penthouseの活動は2019年頃からですよね? 浪岡:そうですね。2018年ぐらいから(メンバーに)声かけをした感じです。大学で軽音楽サークルに入っていたのですが、そこのメンバーで組んだバンドです。 こっちのけんと:浪岡さんの人生に焦点を当てると音楽性がめっちゃ変わっていますよね。なぜ今の方向性になったのですか? 浪岡:やはりハードロックは日本だと厳しいなって思ったんです。 こっちのけんと:なるほど。その辺のことを考えていたんだ。 浪岡:若い頃は自分の好きな音楽を信じていればよかったんですけど、たくさんの人に聴いてもらえないのは寂しいなっていう思いがありました。 こっちのけんと:わかります。 浪岡:大学のサークルはオールジャンルの音楽をやっていたので、その人たちと一緒にやってみようかなってことで始めたバンドです。 こっちのけんと:メンバーにボーカルの大島真帆さんを加えてツインボーカルにしようと思ったきっかけは? 浪岡:ハーモニーがほしいと思っていたので、ボーカルは2人ぐらいいたほうがいいなって最初に思ったんですよね。メンバーを組む時点でどんな音楽をやるのか決めていませんでした。真帆さんボーカルで、ギターが2本でもいいし、どうにでもできるなって感じたので、このメンバーでやってみようって思いました。