90歳・草笛光子さんの生きがい。「女優の仕事をまっとうしたい。でも、若い世代にも譲らなきゃ」
近所の猫と遊ぶのも心なごむひとときです
現在に至るまで映画、ドラマ、舞台でありとあらゆる役を演じてきた草笛さんですが、根底にあるのは、なにごとも楽しもうという気持ち。 「どんな役でも、つまらないと感じることはないんです。ひとつの役を10にも20にもふくらませて演じるのも楽しいし、観た人が喜んでくれればもっとうれしい。その楽しみがなかったら、生きているかいなんてないですから。普段の暮らしでも、沈み込まない方法を考えることが大事。方法はいくらでもあるじゃない? 最近は庭に近所の猫が来るので、その子と遊ぶだけでも楽しいですよ。年を取ると大変なこともあるけれど、毎日を楽しくしようと思えば、いくらでも楽しくなるんです」 衣装協力:レキップ/ジュエリー協力:オートジュエラー・アキオモリ
ESSE編集部