りそな銀行にもサイバー攻撃か、サイトやアプリ接続しにくく…不正送金は確認されず
りそな銀行は30日、自社グループの個人向けサイトやスマートフォンのアプリに接続しにくいトラブルが発生していると明らかにした。断続的に不具合が続いており、サイバー攻撃の可能性があるとしている。原因を調べるとともに、復旧作業を急いでいる。 【図】いろいろありました…謝罪記者会見
りそな銀と、グループの関西みらい銀行、埼玉りそな銀行、みなと銀行の計4行で28日夜から発生した。30日未明にいったん復旧したものの、同日午後1時頃から再びつながりにくくなった。不正送金や顧客情報の流出は確認されていないという。
りそな銀によると、大量にデータを送りつける「DDoS(ディードス)攻撃」を受けた可能性もある。今月、日本航空と三菱UFJ銀行がDDoS攻撃を受け、システム障害が発生している。
りそな銀のグループでは、2025年1月にみなと銀とのシステムの統合を控えているが、今回の不具合との関係はないとしている。グループの個人顧客数は1600万人に上る。