中小企業の夏のボーナス平均支給額は35万円、昨年と比べて「変化なし」が約6割
もうすぐ夏のボーナスの時期がやってくる。2024年の春闘では大幅な賃上げが相次いだが、それでも物価高に賃金が追いついておらず、夏のボーナスに期待を寄せているという人も多いのではないだろうか。 【グラフ】半年以内に賃上げを実施した企業は半数近く!なぜ実現できたかなど、夏のボーナスに関する調査結果をグラフで全部見る そこでフリーウェイジャパンは、中小企業/零細企業の従業員120人、ならびに代表取締役/個人事業主139人の計259人を対象とした、「夏のボーナスに関するアンケート」を実施したので、結果を紹介しよう。
今年の夏のボーナス、支給済/支給予定は39.2%で昨年度より7.9ポイントの上昇
代表取締役に、夏のボーナスの支給予定はあるか、またはすでに支給したか聞いたところ、「支給予定あり/支給済み」が39.2%、「ボーナス制度がない」が29.9%、「支給予定無し」が26.8%、「未定」が4.1%という結果になった。 Q3. 支給額はいくらですか? ボーナスが支給された、または支給予定で金額を把握している従業員に支給額を聞いたところ、「10万円~20万円未満」が最多で21.1%。 次いで「30万円~40万円未満」が18.4%、「50万円~60万円未満」が15.8%という結果で、ボリュームゾーンは昨年度と大きな変化はみられない。 Q4. 昨年の夏ボーナスと比べて増減はありましたか? ボーナスが支給された、または支給予定で金額を把握している従業員に昨年の夏ボーナスと比べて増減はあったか聞いたところ、「変化なし」が最多で57.9%、「やや増加した」が26.3%、「増加した」が13.2%、「減少した」が2.6%、「やや減少した」が0.0%という結果に。 Q5.使い道はなんですか? ボーナスが支給された、または支給予定で金額を把握している従業員に、ボーナスの使い道について聞いたところ、最多は「預金・貯金」で36.8%、次いで「生活費」が23.7%となった。また、「旅行・レジャー」は昨年度より上昇して3位となっている。 後編では、代表取締役に今年度の冬のボーナスに対して支給の見込みが立っているかや、過去半年に賃上げの実施の有無などを聞いていく。 調査概要 調査タイトル:夏のボーナスに関するアンケート 調査方法:インターネットリサーチ 調査期間:2024年5月13日~2024年5月21日 調査対象:中小企業/零細企業の従業員120人、ならびに代表取締役/個人事業主139人 出典:株式会社フリーウェイジャパン 関連情報 https://freeway-japan.com/ 構成/Ara
@DIME編集部