“キープレーヤー”堂安律の去就は?地元紙が見解「興味を持つクラブは確かに存在するが…」
日本代表MF堂安律は今夏以降もフライブルクに残るのだろうか。地元紙『バーディシェ・ツァイトゥング(BZ)』がメンバーの去就について分析した。 クリスティアン・シュトライヒ監督が今季限りで退任するフライブルクは敵地でのブンデスリーガ最終節ウニオン・ベルリン戦を1-2で落とし、8位から10位に転落。長い間、欧州コンペティション出場権を得られる順位につけていただけに、12年半のシュトライヒ体制は結局悔しい形で幕を閉じることになった。 2シーズン連続でヨーロッパリーグ(EL)に出場していたフライブルクだが、これによりユリアン・シュスター新監督の下では国内コンペティションに専念することに。そんな中、今年に入ってからウィングバック起用が続きながらも6ゴール2アシストを記録するなどの活躍を見せた堂安の去就が気になるが、『BZ』は主力メンバーの中で移籍の可能性のある選手の1人とするも「(ローランド・ショロイと同様)リツ・ドウアンの状況に関してもまだ最終的に決定していない」と指摘しつつ、次のように記している。 「責任者たちは特に今季後半戦に南バーデンのチームのキープレーヤーへの成長を見せた日本代表がもう1シーズン、オイローパ・パーク・シュターディオンでプレーすることを望んでいる。『BZ』が得た情報によれば、この1シーズンで守備力を伸ばしたドウアンに興味を持つクラブは確かに存在するが、その(残留の)可能性は低くない」 なおそのほか、主力メンバー流出の可能性が低いと見られるフライブルクはすでに来季に向けてハイデンハイムFWエレン・ディンキチとボーフムMFパトリック・オースターハーゲの加入が内定。一方で、ひざの重傷で昨年2月から離脱を強いられる攻撃的MFダニエル・コフィ・チュレーが未だに復帰できる状態でないことからアタッカーをもう1人獲得する考えだと伝えられている。