台湾で県産リンゴをPRする宮下知事（中）ら（県提供）

　青森県は26日、県産リンゴの輸出促進を図ろうと、台湾の商業施設でプロモーション活動を行った。宮下宗一郎知事らが百貨店などの店頭に立ち、現地で人気の高い「トキ」を売り込んだ。 　県県産品販売・輸出促進課によると、以前は最大の需要期である春節（旧正月）に合わせて販促活動を行ってきたが、県産リンゴの輸出をさらに盛り上げようとシーズン序盤からPRに取り組んでいる。 　この日は県りんご対策協議会が百貨店「遠東百貨板橋中山店」で開催した県産リンゴフェアに県も参加。宮下知事は現地の消費者と交流するなどしながら「リンゴ農家の努力に支えられ、味も品質も世界トップレベルの青森リンゴが今年もおいしくできたので、たくさん食べてください」と県産リンゴを売り込んだ。台湾でのプロモーション活動は25～28日の日程。県産リンゴの販促活動のほか、29日に定期便運行が再開するエバー航空青森－台北線のPRなども行うという。