泥酔しながら入店しトイレで嘔吐、店のママに注意されると逆上し暴行、行灯を蹴って破壊 ママは「許せない」と被害届…常連の54歳の男「酔っていて覚えていない」
20日、北海道倶知安町のスナックで、酒に酔った54歳の客の男が、店を経営する女性に暴行を加えた上、店の行灯を蹴って壊したとして逮捕されました。 暴行と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、倶知安町北3条東6丁目に住む54歳の土木作業員の男です。 男は、10月6日午前0時20分ごろ、倶知安町内にあるスナックで、店を経営する44歳の女性に対し肩を押す暴行を加え、店のドアを蹴って行灯を壊した疑いが持たれています。 警察によりますと、当時男は酒に酔った状態で店を訪れ、店のトイレで吐いたため、女性が男を注意しました。すると男は逆上し犯行に及んだということです。 女性が「客が暴れている」と警察に通報し、警察官が駆けつけた際も、男はかなり酔っていたということです。 ただ女性は、店には他の客もいたため、その場で被害届を出しませんでしたが、後日「許せない」と思い直し、改めて被害届を提出。警察は裏づけ捜査を進め、20日に男を逮捕しました。 男は、スナックの近所に住んでいて、年に数回、店を訪れていたということです。 取り調べに対し、54歳の土木作業員の男は「酒に酔っていて覚えていない」と話す一方、「行灯が壊れたのであれば、俺がやったことだと思う」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、当時の状況を詳しく調べています。
北海道放送(株)
【関連記事】
- ▼「女装した男性の避妊具なしの行為」が事件の発端、瑠奈被告と父親の公判も見すえた攻防…検察「遺体を弄ぶことまで計画、“奴隷扱い”の両親は抗えず」弁護人「『おじさんの頭を持って帰ってきた』で、この世の地獄」
- ▼「呼びかけないと命が落ちちゃうと思って、呼びかけて、呼びかけて、呼びかけたけど、出血が半端なくて…」飲酒運転で死亡事故、目の当たりにした女性語る緊迫の現場とドラレコ映像
- ▼小3男児が中1男子からの性加害で不登校 男児の母親が「重大事態」の調査要望するも学校側は組織的な対応せず「情報管理がずさん、適切な対応とは言い難い」と第三者委
- ▼「僕が船長だったとしても出航していた…ただ」冷たい知床の海に沈んだ観光船「KAZUⅠ」元船長が語る”判断ミス”と命を預かる責任「港に戻るチャンスはあったはず」
- ▼“マッチョだらけの介護施設”人手不足解消の秘策は筋トレと介護の二刀流…自慢の筋肉で社会貢献 実業団メンバー入りでプロテイン代など会社負担