劇的同点弾でチームを救ったストーンズ 交代時にシティ指揮官ペップからの指示を明かす 「アーリングの近くの高い位置でプレイし、より多くのクロスボールを入れ……」
こぼれ球に反応した
プレミアリーグ第5節でアーセナルと激戦を繰り広げたマンチェスター・シティ。 開始早々の9分にサヴィーニョのスルーパスに抜け出したアーリング・ハーランドがネットを揺らし、幸先よく先制ゴールをマークしたシティ。しかし、22分にリッカルド・カラフィオーリ、さらに前半ATにCKからガブリエウ・マガリャンイスに決められてしまい、前半のうちに逆転を許す。 今季最初の師弟対決! マンC対アーセナルのビッグマッチを制したのは しかし前半ATにレアンドロ・トロサールが2枚のイエローカードで退場。後半は数的有利の状況で戦ったシティだったが、1点が遠かった。アーセナルの6-3ブロックを崩すのは簡単ではなく、シティに待望の同点ゴールが生まれたのは90+8分と試合終了間際だ。 マテオ・コバチッチのシュートのこぼれ球に反応し、劇的ゴールを決めたジョン・ストーンズは78分にカイル・ウォーカーに代わって投入されたが、英『Sky Sports』にてペップ・グアルディオラ監督から受けていた指示の内容を明かした。 「彼(グアルディオラ)は私にアーリングの近くの高い位置でプレイし、より多くのクロスボールを入れ、できれば空中戦で何度か勝てるように望んでいた。とても流動的で誰もがポケットに入ってプレイし、誰かが自分のポジションにいない場合は、そのポジションを埋める。でも、正しいエリアに入ろうと努力したし、幸運にも私のところにボールがきた。ああいうゴールを決めることができて本当に嬉しいよ」 9人でブロックを敷くアーセナルの守備をクロスでペップは攻略しようとしたようだ。右にはベルナルド・シウバ、左にはジャック・グリーリッシュとクロスを上げられる選手が配置されており、ハーランドともう1人ターゲットとなる選手を投入したかったという。苦しみながら勝ち点1を手にしたシティだが、劇的同点ゴールに関わったグリーリッシュ、コバチッチ、ストーンズと途中出場の選手らが結果を残したことは収穫と言えるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部
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