北九州市の小学校教諭、商品の衣服を試着したまま店外へ…手口繰り返し14点以上盗み懲戒免職
北九州市と市教育委員会は27日、衣服の窃盗を繰り返した同市八幡西区の市立小学校に勤務する男性教諭(24)を免職とするなど、5人の懲戒処分を発表した。 【写真】北九州市役所
市教委によると、男性教諭は6月から9月にかけ、複数のリユースショップで商品の衣服を試着したまま店を出る方法で計14点以上を盗み、9月に発覚した。商品を買い取るなどし、逮捕や書類送検されない「微罪処分」になったとの報告を本人から受けたという。
このほか、女子生徒に抱きつくセクハラ行為などを行った市立学校の男性非常勤講師(62)を減給10分の1(6か月間)、児童4人の個人情報を保存した私物USBを紛失した市立特別支援学校の女性教諭(47)を減給10分の1(1か月間)にした。
また、市は小売店で総菜1点を盗んだ小倉南区役所の主任級女性職員(61)を停職3か月、小売店で芳香剤2点を盗んだ総務市民局の会計年度任用男性職員(63)を停職1か月とした。女性職員は2014年にも窃盗で文書訓告を受けていた。2人は、いずれも微罪処分になったという。