バルサ、ギュンドアン&ロッキの退団で約21億円を捻出? ダニ・オルモの登録と新戦力獲得に着手か
ラ・リーガのバルセロナは、元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンとブラジル代表FWヴィトール・ロッキの退団で高額な資金の捻出に成功する見込みのようだ。21日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。 今夏の移籍市場でライプツィヒからスペイン代表MFダニ・オルモを獲得したバルセロナ。しかし、ラ・リーガが独自に定めるサラリーキャップの問題により同選手を登録できない状況が続いている。そんななか、複数の大手メディアが一斉にギュンドアン退団の可能性を報道。バルセロナが同選手をフリーで放出することを決定し、古巣であるマンチェスター・シティへの復帰が目前に迫っていると報じた。 同紙によると、年俸総額が1800万ユーロ(約29億円)のギュンドアンを放出することで、バルセロナはダニ・オルモの登録に大きく近づく模様。ギュンドアンの年俸と償却費の70パーセントが新たに使用可能となり、1260万ユーロ(約20億円)の資金捻出に成功すると指摘した。 また、ベティスへのレンタル移籍が噂されるロッキの退団が実現した場合も、資金の上乗せに影響を与える様子。ロッキはギュンドアンと異なり選手登録が行われていないため、年俸と償却費による大幅なマージン確保には至らないという。しかし、給与に関する経費は削減されるため、ギュンドアンと合わせて約1300万ユーロ(約21億円)が捻出されるようだ。 なお、生み出した資金はダニ・オルモの登録の加え、新たな選手獲得にも使用されると主張している。
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