デ・ロッシ電撃復帰の噂も…低調のローマ、オーナー陣は一切考えず?|セリエA
ダニエレ・デ・ロッシ前監督の復帰説が浮上するローマについて、イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』が分析している。 昨季途中就任したデ・ロッシ前監督の下で復調し、セリエAを6位で終えてヨーロッパリーグ出場権を獲得したローマ。6月には指揮官と契約を延長していたが、今季は開幕4試合で勝利から遠ざかる(3分け1敗)と、デ・ロッシ前監督を電撃解任。後任としてイヴァン・ユリッチ監督を招聘していた。 しかし、ユリッチ監督の就任後も公式戦8試合で3勝2分け3敗と大苦戦。前節はインテルに0-1で敗れると、27日にはフィオレンティーナに1-5と大敗を喫している。こうした状況からユリッチ監督の進退が大きな話題となっており、一部ではデ・ロッシ前監督が電撃復帰する可能性すら伝えられている。 そして『コリエレ・デロ・スポルト』によると、デ・ロッシ前監督と家族は現在ニューヨークに滞在しており、そしてローマのオーナーであるフリードキン一家もニューヨークを訪れているという。しかし、これは「偶然」であるとのこと。オーナーグループはデ・ロッシ前監督の電撃復帰の可能性は一切考えておらず、またユリッチ監督へのプレッシャーが高まる状況であっても、即時に行動を起こすことはないようだ。今後も現指揮官の下で戦っていくことが予想されている。