【MLB】ウィーラー好投もフィリーズ打線沈黙 優勝決定はまたもお預けに メッツが3勝1敗で勝ち越し
【フィリーズ1-2メッツ】@シティ・フィールド
日本時間9月23日、フィリーズは全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたメッツ4連戦の最終戦に1対2で惜敗。好投した先発のザック・ウィーラーを援護できず、同地区対決4連戦は1勝3敗の負け越しとなり、13年ぶりの地区優勝決定はまたもお預けとなった(マジック1)。メッツ2番手のフィル・メイトンが2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフで3勝目(3敗)を挙げ、4番手のエドウィン・ディアスは8回からの2イニングを抑えて20セーブ目を記録。ウィーラーは7回7安打2失点の好投も7敗目(16勝)を喫した。 【動画】メッツのブランドン・ニモが勝ち越しの22号ソロを放つ 勝てば優勝が決まるフィリーズは、1回表二死2塁からアレック・ボームのタイムリーで先制。しかし、2回裏にタイロン・テイラーのタイムリーで追いつかれると、6回裏にはブランドン・ニモに22号ソロを浴び、1対2とリードを奪われた。ワイルドカード獲得へ負けられない試合が続くメッツは、先発のタイラー・メギルを4回1失点で交代させ、守護神ディアスを8回から投入する執念の継投。メッツが1点のリードを守り抜き、フィリーズのマジックナンバーは「1」のままとなった。 フィリーズは残り6試合で1勝すれば優勝が決まるため、13年ぶりの地区優勝はほぼ確実。ただし、最高勝率争いではドジャースに1ゲーム差をつけられ、ヤンキースと並ぶメジャー2位タイに後退している。一方のメッツはナ・リーグのワイルドカード争いでダイヤモンドバックスと並ぶ2位タイをキープ。4位ブレーブスとの2ゲーム差も変わっておらず、2年ぶりのプレーオフ進出に向けて、また一歩前進した。