「ハッピー・クリスマス」がホワイトハウスに戻った!ポリコレで“タブー化”していたあいさつに変化…トランプ氏「胸を張ってメリー・クリスマスと言えるようになる」
トランプ氏の復帰でクリスマスにも変化か
さらに、「ポリコレ」を推奨する民主党政権下の米国では、クリスマスの祝賀の文言を変えるだけにとどまらなかった。学校や保育所、療養施設など公営の施設では官費でクリスマスを祝うことが禁止され、老人ホームのクリスマスツリーが取り除かれるようなこともあったという。 そこで、この問題の扱いが今回の大統領選挙でも争点の一つになり、ドナルド・トランプ次期大統領は投票日直前の10月22日、ノースカロライナ州での遊説で「これからは胸を張ってメリー・クリスマスと言えるようになるぞ」と言っていた。 そのトランプ次期大統領が再選され、ホワイトハウスでも誰に遠慮することなく「ハッピー・クリスマス」と言えるようになったわけだが、ファーストレディよりも先に子どもがその変化を意識していたことが、今回の政権逆転による社会の変化の大きさをうかがわせるようにも思える。 【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】 【表紙デザイン・図解:さいとうひさし】
木村太郎