今年は猛暑で「エアコン」を24時間つけっぱなしでした。去年までは「日中9時間」だけでしたが、電気代はどれだけ上がるでしょうか…?
政府は緊急支援策を実施
今年の猛暑を受けて、日本政府は「酷暑乗り切り緊急支援策」として、家庭の電気代負担を軽減するための支援を行っており、家庭用の低圧電気の場合は8月と9月は1キロワットアワーあたり4.0円、10月は1キロワットアワーあたり2.5円の値引きを受けられます。 例えば、550ワットのエアコンを24時間使い続けた場合、1日の電気使用量は13.2キロワットアワーです。つまりエアコンのために使った電気代だけでも、8月と9月は1日あたり約52.8円、10月は1日あたり約33円の値引きを受けられます。 8月~10月までの3ヶ月間の節約額は合計で約4244円です。もちろんエアコン代以外の電気料金も値下げの対象なので、値下げの合計額はこれ以上となります。
エアコン代の負担増は決して小さくないが上手に節約しよう
今年の猛暑で、エアコンを24時間つけっぱなしにすることが不可欠となっています。政府の支援策はあるものの、全く対策をしない場合のエアコンによる電気代は大きな経済的負担です。 サーキュレーターの併用やフィルター掃除などで得られる節約効果は決して小さくありません。まだまだ厳しい残暑を乗り切るために、賢いエアコンの使い方を心がけ、快適で健康的な生活を送りましょう。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 経済産業省 資源エネルギー庁 電気・ガス料金支援 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部