iPhoneの賢い買い方、売り方。次期モデルは円安で超絶値上げ確実!
法林 キャリアの「端末購入プログラム」を使った旧モデルの購入です。ここ2、3年のiPhoneは3Dゲームの動作で効果を発揮するような処理速度の向上がメインで、旧モデルを使っても一般的なネット閲覧や動画視聴でストレスを感じることはまずありません。どのキャリアも大手家電量販店のキャンペーンで旧モデルとなるiPhone 14の"実質24円(24ヵ月前後で返却)"といった販売が行なわれており、それを活用するのがオトクです。 そして、ソフトバンクには「新トクするサポート(プレミアム)」という端末購入プログラムが用意され、こちらは最新のiPhone 15 Proも実質24円(13ヵ月で返却)で購入することが可能です。ただし、どの端末購入プログラムも、指定された期間内で端末を返却する必要があり、それを超過すると月々の端末料金の支払い額がグンッと上がるので要注意です! ――では、Appleの直販からオトクに端末を購入する方法はありますか? 法林 Appleには2種類の金利0%の分割払いが用意されています。ひとつは「オリコのショッピングローン」でiPhoneを購入する場合なら最大24分割。そして「ペイディあと払いプランApple専用」では最大36分割、24回目の支払い時に新しい端末に買い替えることもできます。 つまり、Appleからはキャリアの購入プログラムに近い購入方法も提供されているのです。キャリアと違い"各種条件"がないのもポイントです。 ――それ、オトクな購入方法じゃないですか! 法林 ただ、Apple製品の下取り金額は、キャリアやAppleよりも、イオシスなどの大手中古ショップのほうが高いのです。例えば、iPhone 13ならApple下取り金額は最大5万円ですが、イオシスなら最大で6万7000円です。それなら、Appleから分割で購入して、大手中古ショップに下取りに出すほうがオトクになりますよね。 ――iPhoneの下取り価格が上昇するタイミングはあるのでしょうか? 法林 新モデルの発表直後が最も高くなります。大手中古ショップはこの時期に「下取り金額○○%アップ!」というキャンペーンを行ないますので、ここで売るのが最もオトクです。なので、9月から10月がiPhoneの売り時ですね。 ――異次元の円安によって価格の大変動が予想されるiPhoneだからこそ、売り時の見極めも超重要です! 取材・文/直井裕太 写真/Apple