『内紛状態』の維新 代表戦への不出馬を決めた馬場代表 松井前代表とともに決断の理由を聞く
■「選挙には負けたと言わざるを得ない」、「責任を取るのは当たり前」と馬場代表
代表選不出馬を表明した日本維新の会・馬場代表と、前大阪市長で日本維新の会の前代表でもあった松井一郎さんが「newsランナー」に生出演。 発言の真意や、今後の維新は何を目指すのかなど、気になることを聞いた。 6日夜遅くに、自身のXで代表選に出馬しないと表明したがなぜか。 日本維新の会 馬場伸幸代表:きのう、特別党員による代表選挙をやるか、やらないか。これが投開票されまして、夜8時過ぎだったと思いますが、その結果を見てです。 日本維新の会 馬場伸幸代表:もちろんこの選挙に対する責任は、私がすべてを負うべきであって、特別党員の皆さま方もそういう思いであるということが、はっきり分かりましたので、責任を取る意味で次の代表選挙は出馬をしないと決めたと。夜遅くでしたんで、Xでしか発信できませんでした。 確かに19の選挙区全て取り、大阪では強かったが、全国的に見ると、議席は減らした。比例票も300万票減ったという、選挙に負けた責任をとるということだろうか。 日本維新の会 馬場伸幸代表:そういうことですね。やっぱり選挙の結果は、勝ったか負けたかと言われれば、負けたと言わざるを得ませんから。その最高責任者である私が、責任を取ると言うのは当たり前のことだと思います。 松井さんは馬場さんの受け止めをどう感じるのだろうか。 前大阪市長 松井一郎さん:責任を取ることは、選挙の結果が出た瞬間から、もう頭の中にあったんでしょう。馬場さんの中に。 日本維新の会 馬場伸幸代表:まあそうです。 前大阪市長 松井一郎さん:僕も代表やって、選挙勝った時も、負けた時もありましたよ。その選挙のたびに、出た結果においての自分の責任というのは、もうずっとどこかで取ろうと。 辞任という選択肢もあるかと思うが? 前大阪市長 松井一郎さん:でもそれをやると、今度、特別国会の首班指名がありますから、誰がリーダーとして首班指名の名前を書くのかを決める。だから結果が出た瞬間に、馬場さんが辞めることを表明すると、特別国会の賛否、これを決める執行部がなくなってしまうわけです。 前大阪市長 松井一郎さん:代表が辞めるっていうのは、幹事長も政調会長も党執行部、全員辞任です。特別国会がある中で、方針を決めるまでは、やっぱり執行部で何を言われても、残らなきゃいけない。耐えなきゃいけない。そこはしょうがないと思います。