モノづくりに対する信念語る「ひんしゅくを買うことを恐れずに」

テレビ朝日【写真：ENCOUNT編集部】

　テレビ朝日は6日、同局で秋の改編説明会を実施した。10月期に放送スタートする目玉ドラマの見どころが明らかとなった。『相棒 season23』（水曜午後9時）は水谷豊と寺脇康文の“黄金コンビ”の10シーズン目となる記念シリーズとなる。 【写真】「お二人の若さには驚き」　『相棒』“亀山夫妻”鈴木砂羽＆寺脇康文の2ショット 『相棒 season23』は杉下右京と亀山薫のおなじみのペアでの10シーズン目となる。アニバーサリーイヤーを彩るキャストも今後、続々と発表される予定だ。 　同局プロデューサーの高野渉（高の正式表記ははしごだか）氏は「猛暑の中、水谷さんも寺脇さんもお元気で撮影に臨んでいる」と説明。撮影現場で寺脇が著名人のものまねを行い、水谷の笑いが止まらなくなっているというほのぼのとした雰囲気を明かした。 　また、23シーズン目に突入する同ドラマだが「水谷さんが演じる杉下右京というキャラクターの存在感が年を増すごとに社会の中での重要性が増している」と説明。 　また、水谷がモノづくりに対する考え方を話すこともあるとのこと。「世の中がひんしゅくを買った時点で悪とされてしまうことが増えていて、萎縮してしまう」と今の社会の在り方に疑念を感じていると説明し、「だからこそ『相棒』は曲げちゃいけない。ひんしゅくを買うことを恐れずに『相棒』は続けていかなくてはいけない。20年間それで続けてきた」と確固たる信念を持って、撮影に臨んでいることを明かした。 　その他、テレ朝では、『民王（R）』（火曜午後9時）や『ザ・トラベルナース』（木曜午後9時）などが10月からスタートする。