渡辺未詩がザッカーにリベンジしてV5防衛 次は23~24年デビュー組が挑戦?「断らない」
「プロレス・東京女子」(16日、エディオンアリーナ大阪第2競技場) プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が、メインイベントでザラ・ザッカーを相手に5度目の防衛戦に臨んだ。 渡辺は夏のシングル・トーナメント2回戦でザッカーに敗れ、今月9日の米シアトル大会でもタッグマッチで直接フォール負けと、ザッカーを苦手にしている。 この日も序盤は首攻めに苦戦したが、腰攻めで逆襲。雪崩式パワースラム、リバース・ティアドロップと荒技で攻め込む。ザッカーもRKOを決め、コントロールZの体勢に入ったが、渡辺は阻止。パワースラム、レーザービーム、ティアドロップと畳みかけて、リベンジに成功した。 2018年に山下実優が樹立した10度防衛の更新を目指す渡辺は「(5度目の防衛は)それの次に多い。だからずっとずっと防衛し続けて、日本中や世界中の人たちに防衛戦を見てもらいたい」と野望を口にした。 開催中の2023、2024年デビュー組のトーナメント「ねくじぇねトーナメント’24」の優勝特典として東京女子が管轄するタイトルへの挑戦権が付与されるため、22日・新宿大会の決勝戦で対戦する凍雅と風城ハルのいずれかから挑戦を表明される可能性もある。渡辺は「トーナメントに出ている人たちも成長しているけど、断らない」と言い切った。