九州大学ラグビークリニック with 伊都ヤングラガーズ。伊都に広がるラグビーの輪
九大ラグビー部の堀内恭彦監督は、「大学生が子供たちをコーチングすることや、ラグビースクールとの協業を通じて、視野を広げて成長に繋がることを期待しています。今後も地域との連携や社会貢献に継続的に取り組んでいきたい」と抱負を語った。 クリニック終了後には、次の日に試合を控える中学生チームが大学生の胸を借りて、約30分程度のアタック&ディフェンスがおこなわれた。 伊都YRの片山航大(中学2年)は「大きくて速い大学生を相手にすることで、全員で前に出てディフェンスしないといけないことを学べました」と話した。 CSR(企業の社会的責任)という言葉があるように、USR(University Social Responsibility: 大学の社会的責任)という言葉がある。 近年、大学を取り巻く環境が大きく変化している中で、今後も大学と地域社会が連携することの重要性が増していくだろう。 伊都地域におけるラグビーを通じた連携も、そのための有効な手段の一つになりそうだ。