EURO最高額の国はどこだ!? サッカー代表チーム市場価値ランキング7位。ユーロに強い!? 不名誉な記録を持つ“優勝候補”
欧州王者を決めるEURO2024(ユーロ2024)が開幕した。4年に1度行われるこの大会では、世界的なスター選手から将来を嘱望された若手選手まで、様々なタレントがプレーする。今回は、この大会に出場する24か国の全メンバーの総市場価値をランキング化して紹介する。※データは6月13日時点
7位:イタリア 監督:ルチアーノ・スパレッティ FIFAランキング:9位 総市場価値:7億550万ユーロ(約1128億8000万円) 最高額選手:ニコロ・バレッラ(8000万ユーロ/約128億円) 前回大会王者のイタリアが7位にランクイン。総市場価値は7億550万ユーロ(約1128億8000万円)。ワールドカップ(W杯)では2大会連続予選敗退と不名誉な記録を残しているイタリアだが、ユーロ(欧州選手権)では好成績を残している。前回大会では優勝、2012年大会でも準優勝に輝いている。 そんなイタリアを率いるのは就任1年目のルチアーノ・スパレッティ。昨季はナポリを33年ぶりのセリエA王者に導いた名将だ。 チーム内での市場価値ランキングはトップがニコロ・バレッラ(8000万ユーロ/約128億円)、次いで、アレッサンドロ・バストーニ(7000万ユーロ/約112億円)、フェデリコ・ディマルコ(5000万ユーロ/約80億円)とインテル勢が上位を占めている。それを証明するように、インテルは昨季のUEFAチャンピオンズリーグでは決勝に進出するなど、国内はもちろん欧州の舞台でも強豪と呼ぶに相応しいクラブだ。 実は欧州の舞台という意味ではイタリアのクラブはここ最近調子が良い。UEFAヨーロッパリーグでは2年連続でイタリア勢が決勝進出(昨季はローマが準優勝、今季はアタランタが優勝)。さらに、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも3年連続でイタリア勢が決勝に駒を進めており(一昨季はローマが優勝、昨季と今季はフィオレンティーナが2年連続の準優勝)、かつて欧州で一時代を築いたカルチョの復権すら思い起こさせる。 ワールドカップ2大会連続予選敗退に終わったイタリア代表にとってポジティブな材料であることは間違いないが、スペイン、クロアチアと同居する死の組で今大会グループステージを戦わなければいけないことは決してポジティブなものではないかもしれない。それでも、前回大会の王者として大会連覇以外の目標はない。
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