オリックス・吉田輝星は故郷の秋田県潟上市のためにサキホコル! お米のように〝欠かせない存在〟に
オリックス・吉田輝星投手(23)が18日、大阪市内の球団施設でトレーニングを行い、移籍2年目となる来季も秋田県の故郷のために〝サキホコル〟と誓った。 「野球を頑張って(地元を)盛り上げられたら」 10日に出身地の潟上(かたがみ)市で新設された「ふるさと応援大使」に就任。金足農高を卒業するまでの18年間を過ごした故郷をPRするにあたり、名産のお米を魅力の一つに挙げた。関西で暮らす現在も地元から送られてくる、秋の傑作ともいわれる「サキホコレ」という品種のお米を食べているといい「おいしい。僕は(炊き方は)やわらかめが好き」とこだわりを語った。 少子高齢化が進む同市を盛り上げるため、まずはマウンドで結果を残す。今季は50試合の登板で防御率3・32と好成績を残した右腕は、秋田市出身の大先輩の左腕のように長く活躍し続けることが理想だ。 「秋田といえば(ヤクルトの)石川さんだと思う。少しでも近づけるように頑張りたい」 お米のように、欠かせない存在になる。地元の人たちに雄姿を届けることこそが応援大使の使命だ。(織原祥平)