ヤクルト・赤羽が契約更改 7月に死球で無念の離脱も増額に笑顔 来季は「100試合出場」目標
ヤクルト・赤羽由紘内野手が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、増額でサインした。(金額は推定) 赤羽は「年々試合数も増えてきて、前半戦は成績もボロボロだったんですけど、後半戦の5試合、6試合くらいですかね。いい感じでヒットを打てているときは、自分の中でつかみかけているときだったんですけど」と今季を振り返り、そんな好調機に死球を受けて離脱した場面を挙げて「そこは悔しいシーズンだった」と話した。 来季の目標には「100試合出場」を掲げ、「年々試合数も増えてきていますけど、ちょっとずつ上がっている状態なので、来年は一気にいきたい。試合数が増えれば打席数も増える。自分の中では結構思い切った目標」と大きな数字を打ち立てた。 球団からは「後半戦でやれる、ここからいけるんじゃないかっていう姿勢も見えた。来年は1年間ずっと1軍に出て貢献してほしい」と言葉をかけられ、今オフは例年通り内川聖一さんと行う予定。一流打者の技術を盗むと同時に、メンタル面も鍛え上げ、来季のさらなる飛躍を目指す。 今季はキャリアハイを更新する36試合に出場。打率・241、2本塁打、6打点だった。7月の中日戦では左手の甲付近に死球を受けた影響で骨折。高津監督が「2カ所の骨折ですね」と明かし、長期離脱を余儀なくされていた。