一番すごいのは!? 日本代表、最新アシストランキング8位。最強のキラーパサー!? 淡々と捌く天才
サッカー日本代表は、2018年に発足した森保一監督体制が7年目に突入している。この長期政権の中で、最も多くアシストを記録している選手は誰か。今回は、森保ジャパンのアシスト数をランキング形式で順位ごとに紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。アシスト数が並んだ場合は、出場試合数の多い順。
8位:鎌田大地(5アシスト) 生年月日:1996年8月5日 所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド) 森保体制での日本代表出場試合数:35試合 鎌田大地は、2019年3月に森保一監督体制でサッカー日本代表デビューを果たし、これまでに5アシストを記録している。 鎌田はベルギー1部リーグのシント=トロイデンで活躍していた2018/19シーズンにA代表から声が掛かった。中盤の複数ポジションをハイレベルにこなせる万能プレーヤーで代表に定着。2022年FIFAワールドカップ(W杯)では全試合に先発出場した。 鎌田の5つのアシストの内訳を見てみると、W杯やAFCアジアカップといったメジャー大会でのアシストはなく、FIFAランキングの観点から格下と捉えられる相手からのものが多い。初アシストは2021年3月のW杯2次予選、モンゴル代表戦での14-0の大勝で記録。同年5月のミャンマー代表戦でもアシストを記録し、こちらも10-0の大差だった。 しかし、高い技術と視野の広さを武器に、このMFは多くの決定機を生み出している。2023/24シーズンは当時所属していたイタリアのラツィオで出場機会が限られ、代表から遠ざかっていたが、7カ月ぶりの招集となったゲームでクオリティを発揮した。 今年6月のミャンマー代表戦では、自陣右サイドからパスを受けて即座に左サイドへ展開し、中村敬斗のゴールをアシストした。逆サイドを見る余裕はほとんどない状況だったものの、スペースが空いていると察知するセンスの高さは見事で、自身の価値を改めて示した。 今月のW杯予選サウジアラビア代表戦でも得点を挙げた鎌田は、これから森保ジャパンでさらにゴールやアシストの数を増やしていきそうだ。
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