もしかして〈横向き寝〉していない？朝起きたら首や肩がこってる方がやりたい巻き肩解消ストレッチ

寝苦しい夜を過ごした次の朝は、なんだか肩がこっている、胸が固まってる感じがする、首が朝からだるい、ということはありませんか？その肩回りの不調、夜の寝方で作られているかもしれません。 【写真】もしかして〈横向き寝〉していない？朝起きたら首や肩がこってる方がやりたい巻き肩解消ストレッチ ■暑い夜が巻き肩を作る？ 暑い夜は、何度も寝返りをうってしまって、横向きに寝ていることはありませんか？また、朝起きた時に、横向きに寝ていて腕がしびれていたり、肩がガチガチに固まっていたという朝を迎える方も少なくないはず。 寝苦しい夜は、背中に熱がこもりやすいため、いつも仰向けで寝ている人も、気づかないうちに横向き寝になっている人も多いかもしれません。横向きに寝た際、枕の高さが合わなかったり、背中と肩を丸めて寝るような姿勢になることで、寝ている間にも不良姿勢ができあがってしまうのです。 ■夜の体の癖は朝リセット！ 寝ている間に横向きや不良姿勢での睡眠を、寝ている間に直したり、気を付けるのは至難の業。であれば、夜の寝ている間にできてしまった体の悪い癖は、朝のうちに整えましょう。 就寝中にできた猫背や巻き肩の癖をリセットせずにその日を過ごすと、1日中、不良姿勢で過ごしてしまうことになってしまいます。 ■横向き寝で硬くなる筋肉は？ 横向きに寝た際、胸の前の筋肉が縮まっています。具体的に言うと、大胸筋や小胸筋という胸の筋肉。筋肉は、同じ姿勢で長時間いることで硬くなるという特徴があります。そのため、たとえリラックスして寝ているつもりでも、横向き寝の時間が長時間続くと、胸の筋肉は硬くなってしまうということもあるのです。 ■朝にやりたい！胸をほぐすストレッチ 横向き寝で、肩周り、胸周りが硬くなってしまっているなと感じる朝に、たった10回でOK!肩のポジションを正しい位置に導くエクササイズをご紹介します。 １）床に座り、膝を軽く立てて楽な姿勢になる ２）両手の平を真横に向け、体の後ろにつく ３）左肩を後ろに回しながら、肘を曲げて、左肩を斜め後ろに下げる 肘を曲げる時に、脇を締めながら、肘を背中の後ろにしまいこむようなイメージで行っていきます。片方の肩を10回程度行ったら、逆側も行いましょう。   ライター／伊藤香奈（ヨガ講師）