サッカー=鈴木フル出場のパルマ黒星、創立125周年のミランはドロー
[15日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAは15日、各地で試合を行い、鈴木彩艶の所属するパルマはホームでベローナに2─3で競り負け、2連敗を喫した。 パルマは試合開始5分にショートコーナーから先制点を許したが、同19分にショートコーナーをやり返して同点に。しかし、後半12分に再び勝ち越しを許すと、同30分には鈴木が一度はファインセーブで防いだもののこぼれ球を押し込まれリードを広げられた。 パルマは後半アディショナルタイム突入直前に1点を返したが、反撃もそこまでだった。鈴木はフル出場した。 1899年12月16日に誕生したACミランは、創立125周年を祝う試合でジェノアと0─0の引き分けに終わった。 クラブ殿堂入りを果たしたマルコ・ファンバステン氏、フィリッポ・インザーギ氏らが試合前に姿を見せて盛大なセレモニーを行ったミランは、シュートを22本も放ったにもかかわらず枠内に飛んだのは4本のみ。記念試合を白星で飾れず、試合後にはサポーターからブーイングが飛ぶなど祝賀ムードが一変してしまった。 ミランはリーグ戦直近5試合でわずか1勝にとどまり、首位と勝ち点14差の8位。ジェノアは6試合負けなしで、降格圏から2ポイント差の13位につけている。 フィオレンティナはボローニャに0─1で敗れてリーグ戦連勝が8試合で止まり、3位浮上のチャンスを逃した。