内村光良「お笑いやるとは思っていなかった」、数奇な運命を語る!
人生の金メダルは“ウリナリ!!”での「ドーバー海峡横断」
そんな内村の人生の中で、作品にちなみ、金メダルを取ったと思った出来事を問うと「(『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の企画の)ドーバー海峡横断ですかね」と回答。「あの企画は一回頓挫して中止になりかけたりしていたので、達成できたときは、仕事ということを抜きにして大きかったですね。あの経験は人生においてとても役に立ちました。いま頑張れているのも、あの時に諦めなかったからかなって思いますね」 「先ほど25歳で映画監督に……なんて言っていましたが、色々な経験を経た50歳だからこそできた作品だと思います」と小説、映画についてしみじみと語った内村。そんな彼の生き様や思いが、照れながらも投影されている秋田泉一は魅力にあふれている。 (取材・文・写真:磯部正和) ■内村光良(うちむらてるよし)1964年7月22日生まれ、熊本県出身。南原清隆と共にお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」を結成しデビュー。数々のバラエティ番組を持つかたわら、司会業や俳優業、そして小説執筆、映画監督など幅広いジャンルで活躍をみせる。