フェルスタッペン、後続に影をも踏ませぬ完勝! タイトル4連覇に向けて死角無し。角田裕毅は消化不良14位|F1バーレーンGP決勝速報
2024年のF1開幕戦バーレーンGPが行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。RBの角田裕毅は14位となった。 【リザルト】2024年F1開幕戦バーレーンGP決勝レース順位結果 ついに開幕を迎えた2024年のF1。ポールポジションからスタートしたのは、4年連続のチャンピオンを目指すレッドブルのマックス・フェルスタッペン。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。F1で4年目のシーズンを迎えた角田裕毅(RB)は11番手からのスタートとなった。 フェルスタッペンは無難なスタートを決め、すぐに後続との差をDRS圏外まで広げることに成功。その後もじわりじわりと引き離していった。 フェルスタッペンのペースはまさに異次元。その後も後続をどんどん突き放し、最終的にはチームメイトのセルジオ・ペレスに22秒の差をつけ、首位でチェッカーを受けた。 ペレスが2位に入ったことでレッドブルが1-2フィニッシュ。コンストラクターズタイトル3連覇に向け、絶好の開幕戦となった。3位はフェラーリのカルロス・サインツJr.、4位はもう1台のフェラーリ、シャルル・ルクレールだった。 角田はスタート直後にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が脱落したことで10番手にポジションを上げることに成功。その後はメルセデスのルイス・ハミルトンに食らいついていった。しかし1回目のピットストップを遅らせたことで、12番手まで後退することになってしまった。 その後もピットストップの度にライバルにアンダーカットされる形となり、13番手まで後退。終盤には後方から挽回してきたチームメイトのダニエル・リカルドにポジションを譲らされるシーンもあり、結局14位でレースを終えた。
田中健一
【関連記事】
- ■レッドブルRB20の”超攻めた”デザインに、ホンダ/HRCが果たした役割。角田哲史LPL「エンジンの熱限界を上げることで、間接的に貢献できているはず」
- ■ハースF1新代表に就任した小松礼雄……彼は”どんなリーダー”なのか?「僕は細かい指示はしない……皆を信頼して、彼らに力を与えたい」
- ■まさかのワークスチームが最後尾。アルピーヌ最低重量を大幅超過の憶測も、ガスリーは「言われているほど悪くない」と否定
- ■レッドブル、タイヤ戦略でも一歩リードか。ライバルを絶望させる1セットの新品ソフトタイヤ
- ■ホンダF1、2026年から導入される次世代PUの開発状況は”2割”。計画率いる角田LPL「勝負はホモロゲ提出まで」