<私の知らない私>小野花梨・馬場ふみか・小池徹平が「何度も見て新しい発見を楽しんで」と語る作品の魅力…第1話が配信中
小野花梨が初の単独主演を務めるドラマ「私の知らない私」(毎週木曜夜11:59-0:54、読売テレビ・日本テレビ系)が1月9日に放送され、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話の配信中。1月16日(木)の第2話放送に先駆け、小野花梨、馬場ふみか、小池徹平のインタビューが公開された。 【写真】「私の知らない私」でドラマ初単独主演を務める小野花梨 ■小野花梨が記憶喪失の主人公を演じるヒューマン・ラブサスペンス 本作は、目が覚めると一年間の記憶を失っていた羽田芽衣(小野)を主人公に据えたヒューマン・ラブサスペンス。 芽衣は、記憶を失う前の“思うようにいかない冴えない日常”から一転、婚約者や、転職による社会的ステイタス、亡くなったと思っていた女友達(=親友)を手に入れていたことに戸惑いながらも幸せを実感していたが、次第に周囲の人間から大切なものを奪われ始める。さらに殺人疑惑までかけられた芽衣は、無実を証明するため“空白の1年”の解明に奮闘する。 馬場ふみかは、容姿端麗で天性のカリスマ性を持つ芽衣の親友・篠原翠、小池徹平は、芽衣の婚約者で常に彼女の味方である外科医の西島奏多を演じる。 ■小野花梨・馬場ふみか・小池徹平が語る作品の魅力とは ――第1話の台本を読んでみての印象深いシーン、見どころをお願いします。 小野:1話から最終話までの11話分の台本をいただいて、何話か読んで休憩するつもりが最後まで台本を読む手が止まらず読み切ってしまいました。めくってもめくっても新しい情報が飛びだしてきて、そこに気を取られているうちにまた新たな仕掛けに衝撃を受ける。玉手箱を開け続けているような驚きの連続を肉体を通して立体にしていけることが楽しみです。 馬場:それぞれのキャラクターの個性が立っていて、どのキャラクターの目線で見るかによって、見えてくるものがかなり変わってくる作品だと思いました。 小池:物語が面白いというのはもちろん、のめり込んでしまう魅力があるなと感じました。ドラマをご覧になる皆さんは、集中して見た方が絶対に楽しめると思います。片手間で見るのもいいのですが、今後に関わってくる重要なシーンばかりなんですよ。細かいところまでしっかりと描かれているので、1分1秒も見逃さないでいただきたいです。 ――演じる役についての印象も聞かせてください。 小野:私が演じる芽衣は、一年分の記憶を喪失しているということもあって、周りのキャラクターから与えられるエネルギーがとても大きいという印象です。みなさんのお芝居をきちんと受け止め続けられるよう、肩の力を抜いて演じたいと思っています。 馬場:私が演じる翠は、芽衣に亡くなったと思われています。今の段階では言えないことが多いのですが、そこに大きな秘密が隠されています。 小池:僕が演じる西島は、本当にいい人です。 素敵な役をいただけたなと思っています。 ――3人は今回が初共演ということですが、お互いの印象は? 小池:小野さんは暑がりですよね? 撮影の合間にずっとハンディ扇風機を浴びているので、そうだと思いました(笑)。 小野:暑がりのくせに、寒がりでもあるんですよね。…初対面の印象それですか(笑)!? 私はお二人とも、共演する前に抱いていた印象そのままだったかもしれないです。 小池:確かにそうかも。イメージ通りな感じはします。 馬場:私は、お二人とも「朝が強そう」だと思いました。今日の朝が初めましてだったのですが、花梨ちゃんにご挨拶したとき、すっごい元気に返事をしてくれて。役者さんって、朝に元気がない人が多いんですよ。でも花梨ちゃんも小池さんもしっかりと目が開いていて、朝が強いんだなと思いました(笑)。 小野:その通りです。朝めちゃめちゃ強いんですよね。 小池:僕も。 馬場:実は、私もなんです(笑)。 小野:おー! 朝が強いメンバーが集まったんですね! 小池:でも今それを(スタッフさんに)知られてしまったから、次から朝にめちゃめちゃスケジュール入れられちゃうかもよ(笑)。 馬場:その分、早く終わるならそれで大丈夫です! ――タイトル「私の知らない私」にちなんで、今まで気づかなかった自分の一面はありますか? 小池:僕は動けるタイプで、アクションシーンや歌ったり踊ったりも全然抵抗なくやってきていたのですが、先日、初めてギックリ腰になってしまって…。意外と“キテる”なと思いました。もう無理しちゃいけない年齢なんだと、知らない自分に気づいた瞬間でしたね(笑)。 馬場:先ほど言ったように私は朝が強くて、睡眠時間が短くても、むしろ寝なくても大丈夫なタイプなんです。しかし先日、仕事から帰ってエントランスを開けた瞬間に寝てしまったみたいで、壁にぶつかってしまいました。そこで、人間はちゃんと寝なきゃダメなんだと気づきました(笑)。 小野:私は屈強な体の持ち主で、体調を崩した記憶がほとんどないんです。これは天性のものなのか分からないのですが、私の知らない何かがあるんだなと思っています(笑)。 ――小野さんは今作がドラマ単独初主演となります。あらためて意気込みをお願いします。 小野:ドラマは時間やいろいろな制約の中で制作されているので、クランクインまでに最終話までの台本が出来上がっているということはほとんどないのですが、この作品はプロデューサーの中間さんの熱い思いからクランクイン前に全話の台本をいただきました。作り手の皆さまの意気込みや愛情をしっかりと受け止め、その期待に応えられるように演じたいと思います。 ――最後に、TVerで本作を視聴する方へメッセージをお願いします。 小野:たくさんの種や仕掛けがあり、一人ひとりのキャラクターの思惑、記憶、現在・過去など、たくさんの要素から成り立っているヒューマン・ラブサスペンスです。何度見ていただいても味わっていただけるよう精一杯演じます。ぜひご覧ください。 馬場:見れば見るほど新しい真実が明らかになっていきます。何度も見て、「ここはこうなっていたんだ!」と新しい発見を楽しんでください。 小池:回を重ねるごとに謎も深まりますしね。どんどん面白い展開になっていきます。ストーリーを楽しむだけでなく、推理したり、キャラクターの視点で見たりといろいろな見方が楽しめる作品ですので、ぜひ何度もご覧ください。