クリープハイプ尾崎世界観×ラランド ニシダ、“ダブルスタンダード”の魅力と『#尾崎ニシダラジオ』第二回イベントの構想を語る
前回イベントの心残り「歌詞制作」をしっかりやりたい
──で、次のイベントですが。前回、非常に盛り上がったけど、時間が足りなくて途中で終わった「歌詞制作」を、今回もやるという。 尾崎 はい。今回はしっかり時間をとって、いけるところまでいきたいです。 ニシダ 前回は、10分ぐらいでしたしね。 尾崎 それで全然やりきれなかったのに、その時の感じだけで、お客さんにちゃんと伝わっていたんですよね。「楽しかった」「ずっと観ていたい」って。今回どんな形でやるかはこれから詰めるんですけど、絶対にやりたいと思っています。 ニシダ 前回は、俺が書いた文章から、なんとなく符割りっぽい感じに整える、ぐらいで終わりましたよね。 尾崎 うん。だから今回はもう、ニシダくんが作ったメロディに歌詞を付けるのがおもしろいんじゃないかなって。 ニシダ え、メロディ? 尾崎 文章を書いてもらっても、あまり変化がないというか。 ──ほかにはどんなことを考えてます? 尾崎 まずはしっかり話すということ。お客さんがいると、こうやってスタジオでしゃべるのとは変わってくると思うので──。 ニシダ うん。 尾崎 いつも空気を読み合ってしゃべってるから。お客さんが入ることによって、さらに……その空気をお客さんが読む。 ニシダ (笑)。そうですね。 尾崎 やっぱり、ただふざけてしゃべってるだけではないんです。いつも微妙に探り合っていて、その空気感が伝わったらいいですね。第一部は、それをしっかりやりたいです。 ──で、夜の公演にはゲストも。 尾崎 歌人の木下龍也さん。木下さんの案では、「その場でおふたりに短歌を作ってもらうというのはどうでしょうか」って。かなりハードル高いですけど。ニシダくん木下さんに会うの初めて? ……あ、文学フリマで会ったか。 ニシダ はい、ほかでも何度か。でも、長く話したことはないので、楽しみですね。あと僕も、お客さんがいるのはありがたいというか。そうすると、こっちも変わってくるので。