【手巻、最高!】毎秒10振動・80時間のパワーリザーブ。新世代の手巻ムーブメントにグッとくる!
心地良い“巻き心地”を究めた、グランドセイコーの新しいムーブメントが誕生!
指先で実感する腕時計との対話――人気モデル、グランドセイコーのエボリューション9 コレクションから、約50年ぶりに生み出した10振動の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9SA4」を搭載した限定モデルとレギュラーモデルが8月9日(金)に発売。 【画像】新世代の手巻ムーブメントを搭載したグランドセイコー新モデルを見る 新キャリバーは、2020年に発表された革新的な自動巻ムーブメント「キャリバー9SA5」をベースに、毎日、共に時を刻む究極の手巻ムーブメントを目指して誕生。 安定した精度につながる毎秒10振動という高い振動数と、最大80時間もの長い持続時間を実現して、まさに“腕時計との対話”が日々楽しめます。
新「キャリバー9SA4」を搭載した、エボリューション9 コレクションのドレスウォッチ
1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、見やすさ、美しさなど、腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続け、弛まぬ進歩を重ねてきたブランド、グランドセイコー。 世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインで、世界中で高い評価を得ているのは、時計好きならご存知の通りです。
「キャリバー9SA5」をベースとしながら、その構成部品の約40%を新たに設計
新しい10振動の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9SA4」は、2020年に誕生した毎秒10振動かつ80時間の持続時間を備える「キャリバー9SA5」から、 動力ぜんまいからの動力を極めて効率よく調速機構に伝える「デュアルインパルス脱進機」、安定した精度を長期にわたって持続するのに適した「グランドセイコーフリースプラング」、 「てんぷ」の振り角が変化しても精度に変化が及びにくい「巻き上げひげ」、2つの動力ぜんまいを備えた「ツインバレル」などを受け継いでいるのが特徴です。 そして、巻き上げ時の心地よい感触や音を実現するとともに、手巻機構の部品の動きを鑑賞することができる手巻ムーブメントにするために、「キャリバー9SA5」をベースとしながら、「キャリバー9SA4」の構成部品の約40%を新たに設計しています。
巻き上げ時の心地よい感触と音を実現するために、「こはぜ」と「こはぜばね」の形状を大きく改良
巻き上げ時に動力ぜんまいが逆回転するのを防ぐ部品である「こはぜ」の形は、盛岡市の鳥であり、メカニカルウォッチが作られる「グランドセイコースタジオ 雫石」の敷地内でもその姿が見られる「セキレイ」に着想を得ています。 りゅうずを巻き上げる際に、香箱に取り付けられた角穴車と「こはぜ」が嚙み合い機能する動きは、まるでセキレイが啄(ついば)んでいるかのよう。 本モデルは裏ぶたがシースルーバック仕様で、特徴的な「こはぜ」の動きとともに、製造地の岩手県に位置する美しい雫石川の流れを表現したムーブメントのストライプ模様が、目を楽しませます。 最大約80時間もの長時間持続を誇る「キャリバー9SA4」は、ぜんまいが最大に巻き上がるまでに要する相応の手間を減らすため、りゅうずを回転させた際の角穴車の回転量を「キャリバー9SA5」から向上。 「キャリバー9SA5」と比較して、「キャリバー9SA4」は約15%少ない巻き上げ回数で同じ巻き上げ効果を得ることができ、さらに、自動巻機構を取り除いた空間にパワーリザーブ表示機構を搭載。ムーブメントの受にパワーリザーブ表示を配置しています。