黒田官兵衛と「黒田二十四騎」の25年版カレンダー製作 中津市の顕彰会、創立20周年と大河ドラマ10周年を記念
大分県中津市の豊前国中津黒田武士顕彰会(小野真六会長)は、黒田官兵衛と重臣「黒田二十四騎」の2025年版カレンダーを作った。会の創立20周年とNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」放送開始10周年の記念事業。市内や官兵衛ゆかりの地で配布・販売している。 同会は、中津に城を築いた官兵衛を主人公にした大河ドラマ制作をNHKに働きかける活動を04年に始めた。大河ドラマの放送決定後は、中津城北に官兵衛の石像を建立したり講演集を発刊するなど官兵衛と中津のPRに尽力してきた。 カレンダーは14年版を復刻したB2サイズ(縦73センチ、横52センチ)で官兵衛、長政父子や母里太兵衛ら重臣24人の肖像画を掲載。官兵衛の誕生日(11月29日)や、黒田軍が大友義統の軍勢を破った石垣原合戦(9月13日)など官兵衛関連の重要な日も記している。 千枚製作し、中津市中殿町の同会事務局で先着100枚を無料配布、同市留守居町のカレー店「諭吉コルリ」では1部500円で販売している。官兵衛ゆかりの兵庫県姫路市と福岡市の黒田顕彰団体にも贈った。