「甘い話はないというのを改めて実感」富山大生が闇バイト防止を呼びかけ 大学生の約4割が闇バイトの求人の閲覧・勧誘を経験
甘い言葉で勧誘し、犯罪の捨て駒にするいわゆる「闇バイト」。大学生が「闇バイト」の防止を呼びかける啓発活動を行いました。 【写真を見る】「甘い話はないというのを改めて実感」富山大生が闇バイト防止を呼びかけ 大学生の約4割が闇バイトの求人の閲覧・勧誘を経験 富山西警察署が2日、富山大学と合同で行ったのは大学生が「闇バイト」に加担するのを防ぐための啓発活動です。 啓発活動には学生5人が参加し、学生の通りの多い食堂付近で「闇バイトは犯罪です」と書かれたポケットティッシュを配りながら注意を呼びかけていました。 注意を呼びかけた大学生 「ここは報酬が高すぎて怪しいんじゃないかなっていうのは闇バイトの啓発のチラシで見たりするので、そういった点には気を付けて求人を見ています」 大学生向けのアプリを運営するPenmarkによりますと、大学生の約4割が闇バイトの求人を見たり、勧誘されたりした経験があるということです。 注意を呼びかけた大学生 「わたし自身も含めてやっぱり注意しないといけないなと思いました。甘い話はないというのを改めて実感しましたね。そういう思いをみなさんと共有したいと思ってチラシを配っていました」 富山西警察署生活安全課 梅澤夏樹 係長 「楽して大金を稼げるというアルバイトはありません。絶対に応募をしないということ、そして万が一応募してしまったとしても、犯罪行為に加担する前に警察に相談をしてほしいと思います」
チューリップテレビ
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