思いこもった作品ずらり 「障害者週間」展示会 奄美市役所
12月3~9日は国が定める「障害者週間」。障がい者福祉について理解を深め、障がい者が社会活動に積極的に参加する意欲を高めることを目標としている。3日、鹿児島県の奄美市役所3階の市民交流スペースでは障がい者が作成したアート作品展が始まった。訪れる人々の目を和ませている。 奄美市役所でこの時期に毎年行われている恒例イベント。今年は奄美市内の福祉関係12事業所から力作が寄せられた。パリ五輪・パラリンピックをテーマにした絵画の他、書道や陶磁器、小枝を使った季節の壁飾りなどがずらり。奄美市と龍郷町から訪れた女性3人は「すごい作品」「作り手の気持ちが伝わってくる」と目を細めて鑑賞していた。 奄美市保健福祉部は「さまざまな感性を持った方たちが思いを込めて作ったものばかり。作品を通して障がい者や福祉への理解を深める機会になれば」と話している。入場無料。8日まで。午前8時半~午後5時15分。
奄美の南海日日新聞