「サプライズが起きる可能性はある」シリア代表指揮官が金星を狙う!サッカー日本代表との対戦では「ミスは許されない」
FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第6節、サッカー日本代表対シリア代表が11日にエディオンピースウイング広島で行われる。この試合を前にシリア代表を率いるエクトル・クーペル監督が会見に臨んだ。最終節を前にシリア代表の指揮官は何を語ったのか。 【画像】日本代表、シリア代表戦の予想フォーメーション シリア代表は6日に行われた第5節北朝鮮戦で、0-0で迎えた後半アディショナルタイム(AT)に痛恨の失点。これにより、2位シリア代表と3位北朝鮮代表との勝ち点差は1に。北朝鮮は、ここまで未勝利で最下位のミャンマー代表と最終節で対戦するため、シリア代表としては2次予選を通過するために日本代表戦での勝利が必要になってくる。 クーペル監督は日本代表との一戦について「非常に難しい試合になりますが、希望は捨てていません。サッカーでは保障されている結果は存在しない。全力で戦って勝利を狙いたいと思います」と意気込んでいる。 シリア代表には先月承認されたアルゼンチンからの帰化選手など、前回の日本戦にはいなかったメンバーも来日している。それに関してクーペル監督は「前回の対戦からいくつかの点において変化はありましたが、日本との1試合目、我々は多くのミスを犯してしまいました。新しく代表に加わった人たちには貢献してくれることを期待します。日本のような強豪と戦うにはミスは許されないので、チーム一丸となって戦いたいと思います」と話している。 また、日本戦での戦いについて聞かれた指揮官は「誰も聞いていない状況ならお話できるんですが」と言いつつも、「選手の入れ替えがあっても個々のレベルは高い、日本を相手にできるだけコンパクトに戦いたい。これまでのミスを修正しながら、1つもミスがない試合はないですが、できるだけそれを目指していく」と話した。 続けてクーペル監督は「できるだけ日本と対等な試合運びができればと思います。1回目の対戦を見れば、1回のミスも許されないが、サッカーは何が起きるか分からない。何らかのサプライズが起きる可能性はある。明日どんな戦い方をするかの答えは、24時間待ちたいということです」と金星を狙っている。 (取材:加藤健一、文・構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部