圧倒的な勝利でUFCを狙う堀口 @RIZIN FF

　12月31日（火）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』の『RIZIN.49』。同大会の第13試合[RIZINフライ級タイトルマッチ 5分 3R（57.0kg）]で対戦する、王者・堀口恭司（アメリカン・トップチーム）とエンカジムーロ・ズールー（南アフリカ/CIT Performance Institute）が29日（日）、試合前インタビュ―に応じた。 【フォト＆動画】堀口恭司、セルジオ・ペティスにリベンジ達成！総合力で圧倒の前戦 　堀口は、ズールーに関して、「凄いキックボクシング的な動きが上手くて、身長もリーチもあって、やりづらい相手だな」と分析。ズールーは、今年9月のRIZINデビュー戦で、修斗二階級同時王者の新井丈と対戦し、1R終盤ヒザや後ろ回し蹴りなど打撃を次々にヒットさせ、TKO勝ちを収めている強豪だ。 　具体的な試合展開としては、「KOでも一本でもしっかり決めて、次のステップに繋がる試合をしたいです」とコメント。具体的な今後の展望については、「UFCに行きたいなとは思っていますし、意識はしていますね。具体的には何もなってないけど、自分の中では行きたいなっていうのが大きいな」と、かつて参戦していたUFCへの切符を手に入れたいとする。 　かつて、2度戦った朝倉海は、現在UFCに参戦中。今月8日、フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャに挑戦したが、2R 一本負けを喫している。パントージャとは同門の堀口だが、「来るなら挑戦受ける」との言葉を貰ったという。 　未来を見据えてはいるが、目先の試合に全集中。「どんな試合も油断したら負けるので、しないようにしていますね。下手したら負けるとは思っています」などと警戒心を強めた。 　対するズールーは、「2日前ですが、体調も気分も良くて、力強いです。今回の機会に興奮しています。（堀口は）素晴らしい選手だと思いますし、経験豊富でRIZINでも沢山戦っていて、非常に爆発力もある。私としても最高の作戦を練ってきましたので、披露するのが待ちきれません」と熱き意気込みを語っていた。 　果たして、堀口は難敵・ズールーを下し、25年では更なるステップへ進むことが出来るか。