韓国・中学校で刃物事件、知らないふりした校長と教頭…教師が嘆願書「交代しろ」
【07月04日 KOREA WAVE】韓国・光州市内の中学校で発生した学生のナイフ乱闘事件に関連し、教師たちが、対応を怠った校長と教頭の交代を求める嘆願書を提出した。 光州教員労働組合によると、この学校の正規教員26人のうち25人が署名運動に参加し、近く光州市教育庁に提出する予定という。 この中学校では先月27日、3年生の男子生徒が教師を脅かし、廊下でカッターナイフを持って暴れた。女性教師3人と別の生徒1人が駆けつけてかろうじて制止したため、けがなどはなかった。 問題の生徒は、教師から早退する理由を尋ねられ、犯行に及んだという。 教師らは「教務室にいた教師がすぐに校長に申告したにもかかわらず、この校長は『警察に申告しろ』とだけ話し、事態が終了するまで現れなかった」と主張。「校長は何の仕事もせず、教師も何の保護措置も受けなかった」と語った。 光州KBC放送の報道によると、事件発生から2時間が過ぎて、保護者の申告によって警察が出動したが、学校側は自主的に調査すると主張して、警察を送り返したという。 また、学校側は事件当日、被害教師に対し、何ら保護措置を取らず、通常通りの勤務をさせたとしている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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