ナポリがマクトミネイを49億円で獲得!5歳で入団して22年間過ごしたマンチェスター・Uに別れ
ナポリは、マンチェスター・ユナイテッドからスコット・マクトミネイを獲得したことを発表した。 マンチェスター・Uアカデミー出身のマクトミネイは、2017年の20歳のときにファーストチームデビュー。以降、チームに定着して、ジョゼ・モウリーニョ監督やオーレ・グンナー・スールシャール監督、エリック・テン・ハーグ監督らの下でプレーしてきた。昨シーズンは公式戦43試合に出場して中盤の選手ながら10得点をマークし、FAカップ制覇に貢献した。また、スコットランド代表ではチームの中心選手として今夏のEURO2024に出場した。 そんなマクトミネイは今夏、その去就に揺れる。2シーズン前のセリエA王者ナポリが中盤の補強の一環として同選手に関心を寄せ、獲得に動いていることがわかっていた。 そして移籍市場最終日となる30日、ナポリはマクトミネイを獲得したことを発表。両者は2028年夏までの4年契約を締結し、年俸300万ユーロ(約4億8500万円)のサラリーが支払われる。また、移籍金は3050万ユーロ(約49億円)に上り、マンチェスター・Uが将来的な移籍金の10%を得られるセルオン条項も含まれたと伝えられている。 2002年の5歳のときにマンチェスター・Uの下部組織に入団して以降、22年にわたって同クラブ一筋でプレーしたマクトミネイの退団を前に、テン・ハーグ監督は同日のプレスカンファレンスの中で「複雑な感情だ。私は彼を失いたくなかった。彼にはこのクラブの血が流れている。彼はとても重要な選手で、マンチェスター・ユナイテッドに22年間いた。しかし、残念ながらこれはルールだ。このようなことをするのは適切ではないが、全員にとって良い取引になった」とコメントした。