レイトン教授と新たな冒険へ レベルファイブ、試遊に長蛇の列【TGS2024】
東京ゲームショウ2024のレベルファイブブースは、『レイトン教授と蒸気の新世界』が初の試遊出展。「レイトン」シリーズの柔らかく温かな雰囲気はそのままに、新しい街での冒険を楽しむことができる。 【関連画像】街並みが非常にかわいらしい。スチームパンク風だ (C)LEVEL5 Inc. 東京ゲームショウ2024(以下、TGS2024)展示ホール5に構えるレベルファイブのブースは、『レイトン教授と蒸気の新世界』の試遊台が1つの目玉。同作では初の試遊出展で、ビジネスデイ初日の24年9月26日も長蛇の列ができていた。試遊では、TGS2024のための特別バージョンの体験版を遊ぶことができた。 今作で描かれるのは『レイトン教授と最後の時間旅行』から1年後の世界。舞台は発明の街「スチームバイソン」で、万能蒸気機関によってロンドン以上の発展を遂げた新世界だ。「レイトン」シリーズの柔らかくも温かみのある街並みは今作でも健在。歯車などスチームパンクな街並みは、つい見ほれてしまうほどだ。 レイトン教授役には、これまでと同様に大泉洋さんが出演。ルーク役は、今田美桜さんが演じている。レイトン教授の包み込むような温かな声と、ルークの無邪気な少年感のある声を堪能してほしい。 ●謎解きを楽しみたい人は「ひらめきコイン」を使おう 街並みなどグラフィックに感動していたら、貴重な試遊時間なのに2問のナゾしか解くことができなかった。試遊時間は10分を確保してくれているが、ナゾに引き込まれてしまうのでもっと時間が欲しくなる。 ナゾトキという性質上、ひらめくことができなければ時間だけがどんんどん過ぎていく。考える時間を楽しむというのもこのゲームの魅力だが、せっかくの試遊だけに1問も解けないまま終わってしまうのではもったいない。そこでお勧めしたいのが、積極的な「ひらめきコイン」の使用だ。 レイトンシリーズには、ナゾトキを助けるヒントと交換できるひらめきコインがある。このコインは、街中の気になる場所を調べることでゲットできる。今作でもこのシステムが導入されている。さらに、ひらめきコイン探しにもナゾトキ要素が加わった。ルークが発明した「コインダー」を使うと、ひらめきコインのありかのヒントを教えてくれる。このヒントにちょっと癖がある。 しかし過去作と比べ、ひらめきコイン探しにナゾトキ要素があったとしても、ヒントである程度の場所が特定される分、コインを探しやすくなった印象だ。ぜひ、この癖のあるヒントを解読してひらめきコインをゲットし、様々なナゾに挑んでほしい。 試遊後は、ノベルティーとして「ひらめきコインレーザーキーチャーム」がもらえた。レイトン教授のハットに「L」のマークが刻まれているデザインで、かわいい。さりげなくレイトンファンをアピールするのにもよさそうだ。 ビジネスデイでも長蛇の列ができていたので、一般公開日はさらに混雑が予想される。試遊を希望するなら早めにレベルファイブのブースへ向かおう。 (文/松野 紗梨、写真/酒井 康治、写真提供=レベルファイブ) なお、日経クロストレンドでは「東京ゲームショウ2024特設サイト」を公開中です。ぜひ、ご覧ください。 ・日経クロストレンド「東京ゲームショウ2024特設サイト」 https://xtrend.nikkei.com/sp/tgs/
松野 紗梨