宮崎県日南市で特殊詐欺被害を未然に防いだとして、警察からファミリーマート日南油津店店長の大井愛琳さんに感謝状が贈られました。 大井さんは今年9月、60代男性が電子マネーを購入しようと来店した際、男性が携帯電話で英語の翻訳機能を使いながら相手とやり取りしるのを見て、購入目的を尋ねました。 その際、男性が説明できなかったため詐欺の可能性があると判断、警察に通報し被害を未然に防ぎました。 また大井さんは、今回を含め3件の特殊詐欺を防いでいることから「特殊詐欺被害防止マイスター」の指定を受けました。 （ファミリーマート日南油津店　大井愛琳店長） 「お客さんの（詐欺被害を）未然に防げたことでほっとした気持ちがあります。今までと変わらず地域のお客さんとのコミニュケーションを大事にしつつ、困っている方の手助けになっていければいいなと思っています。」 警察によりますと、宮崎県内での特殊詐欺被害は、今年1月から9月までに39件発生していて、被害額は約7274万円となっています。