沖縄県議選 自民・茂木幹事長「大きな勝利、県知事選につなげたい」
自民党の茂木敏充幹事長は17日、沖縄県議選の結果について「大きな勝利を飾ることができた。この勢いを(2年後の)県知事選にもつなげていきたい」と述べた。東京都内の視察先で記者団の取材に応じた。 茂木氏は勝因について、沖縄経済の悪化や玉城デニー知事への批判が追い風となったことをあげ、「こういったことにスポットが当たったことはプラスだった」と語った。 一方、小渕優子選対委員長も同日、「逆風の中、歴史的に党勢が最も厳しい沖縄県で勝利を挙げた意義は極めて大きく、今後の沖縄県政への影響のみならず、全国各地域の選挙にも大きな弾みになる」とのコメントを発表した。 県議選では、自民公認候補20人全員が当選。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城知事を支持しない自民、公明などの県政野党が過半数を獲得し、16年ぶりに県議会の多数派を奪還した。