ポルシェにスズキ「ハスラー」、ベントレーetc. メーカーも認めるリフトアップ・カスタムの正解例
SUVなら確かに、少しアゲてマッドタイヤを履き、ルーフキャリアを載っけるのがドレスアップの定番。 【写真11点】名車をチョイ上げしたカスタムカーを写真でチェック でも、何でもかんでも(車高を)アゲちゃえばサマになるの!? 安心してください、サマになりますから。 そんな“正解”をカスタムカー最大級の祭典「東京オートサロン2024」で見つけた!
ベンテイガをアゲれば天下無双のエレガントオフローダー
ちょいアゲ素材としてはド定番のSUV。だからといって、高級ラグジュアリーブランドであるベントレーのベンテイガまで、惜しげもなくアゲちゃったのが「CROSS V ベンテイガ」だ。 マッドタイヤを収めるために、新車の車両本体価格2500万円超のボディにオーバーフェンダーまで備えられている。果たしてこれが、マジでカッコいい。 アゲた“恩恵”で「エレガントなのにタフ」という、唯一無二の魅力を獲得。これはラグジュアリーオフローダーの代表格レンジローバーやメルセデス・ベンツGクラスあたりに食傷気味な人にもグッと来るのでは?
ライバルにはないW型12気筒搭載モデルをベースにしたら、高級ホテルも泥道も“制覇”する無敵感まで加えられそうだ。
アゲが驚くほど馴染む初代ボクスター
一方、オフロードとは一見関係のなさそうなオープンカーをアゲちゃったのが「ZEAL ポルシェボクスター986」だ。 しかしポルシェ自身も911をアゲた911ダカールを販売しているせいか、まったくオープンカー×リフトアップという組み合わせに違和感がない。 むしろ、ダートをかっ飛ばすならクーペより屋根の開くオープンカーのほうが気分最高かも!? なんて思えてしまう。 しかもこの車両、198万円というプライスタグが掲げられていた。初代ボクスターは中古車人気がイマイチな分安く、だからこそドレスアップしてもこのプライスが実現できるのだろう。
初代の人気が振るわない要因に見た目が挙げられることも多いが、アゲたら他の初代ボクスターとは別モノのルックス。安めに昔のポルシェを手に入れたいなら、この考え方、アリじゃない?