大谷翔平が自身初の8試合連続打点 3打数無安打で4戦連発はならず
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は24日、シカゴでのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場。3打数無安打1打点、2三振1四球で、日本選手初の4試合連続本塁打はならなかった。打率は3割1分8厘。第5打席で中犠飛を放ち、打点は58で自身初の8試合連続となった。 【写真】ホワイトソックス戦の9回、中犠飛を放つドジャース・大谷 自身9度目の週間MVPに輝くなど〝6月男〟にふさわしい活躍で、前試合まで3試合連発、7試合連続安打&打点をマーク。調子をさらにアップした直近7試合は37打数13安打6本塁打、13打点で打率3割5分1厘の暴れよう。 本塁打23本と打率でナ・リーグ1位、差が開いていた打点も58で3位に浮上、1位オズナ(ブレーブス)に6点差まで迫った。 この日の相手先発はア・リーグ最多の124奪三振を誇る左腕クロシェ。2020年のドラフト1巡目で指名され、今季から先発に加わった25歳の有望株。 一回先頭の第1打席はフォーシームで追い込まれて最後は高めスライダーに空振り三振。三回1死走者なしの第2打席は一転変化球攻めで2球目の低めスライダーを引っ掛けて遊ゴロ。五回2死走者なしの第3打席は変化球で追い込まれた後、真ん中低めにズバッと投げ込まれた99マイル(約159キロ)のフォーシームに手が出ず見逃し三振。 2点を先行した七回2死二塁での第4打席は3番手左腕バンクスからストレートの四球。この後、雨が強くなり一時試合は中断。再開後の九回1死三塁の第5打席は右腕コーペックの初球カットボールに詰まりながらもセンターまで運び、貴重な打点1を稼ぐ中犠飛だった。 3-0で勝ち、ロハスが安打した試合は23戦全勝となった。