角田裕毅とリアム・ローソンが”場外”対決! ダートオーバルでストックカーに挑戦……NASCARドライバーが熱血指導
レッドブルが、ダートのオーバルコースで、RBの角田裕毅とリアム・ローソンがストックカーでバトルを繰り広げる動画を公開。最後に行なわれた5周のスプリントレースでは、角田が見事勝利を収めた。 【動画】一歩も引かない!? 角田裕毅とローソンの”サーキット外”対決 この動画にはRBのふたりの他、NASCARに参戦中のシェーン・ヴァン・ギスバーゲンとコナー・ジリッシュ(いずれもトラックハウス・レーシング)が登場。ストックカーに乗ったF1ドライバーに、ダートオーバルを走らせたらどうなるかという内容だ。 ふたりのF1ドライバーは、NASCARドライバーたちからオーバルコースの走り方を学んでいった。練習では角田が順調にコントロールを習得していくが、ローソンは当初苦闘。しかしコーナリング速度のテストでは、角田がスピンするなどした。 そしてふたりの対決がスタート。予選では角田がローソンを圧倒し、決勝を”優先ライン”からスタートすることになった。 5周のスプリントレースでは、角田が当初はリード。ローソンがこれに必死にくらいついていく。ふたりの走りを見ると、角田は比較的リヤを滑らせない”グリップ走行”に近い動きをする一方、ローソンは盛大にリヤを流す”ドリフト”を披露した。 徐々に角田との差を縮めて行ったローソンは、最終ラップのターン1で角田のインに飛び込み、オーバーテイクを完了したかに見えた。しかしコーナーの立ち上がりでは大きく膨らんでしまい、そこを角田が冷静に突いて首位を奪い返すことに成功。トップでフィニッシュラインを駆け抜けた。 角田には”優勝”トロフィーが渡されたが、痛恨にも前後ろ逆にして掲げてしまったところで、この動画は終了となった。 彼らふたりのF1ドライバーが、NASCARドライバーに勝負を挑むことはあるのだろうか? そして、その勝敗は?
Nick DeGroot, 田中 健一