「中高年の道しるべになって」磯野波平と同い年の高木三四郎大社長へ新王者・なべやかんが熱いエール!
試合が始まると、谷口が圧倒的体格差を活かして猛攻。やかんをロープにくくりつけての逆水平チョップ連打を会場四方に向けて行ったり、槍投げで場外へ放り捨てたり、Aimiさんに正拳突きを打たせるなど格の違いを見せつけにかかる。 我慢の試合が続いたやかんだったが、巨漢殺しの定石である足攻めに勝機を見出し、勝負を焦ってコーナーに上った谷口に雪崩式ブレーンバスター。さらに前後からのラリアット連打から新技のアルゼンチン・バスターで叩きつけて3カウントを奪った。 マイクを取ったやかんは「このベストボディ・ジャパンプロレスというのは高齢団体です。今年僕は波平さんと同い年(54歳)になります」と笑いを取りつつ、BBJを黎明期からともに支えてきた唐澤志陽を次期挑戦者に指名。 バックステージでは、かつてともにKO-D8人タッグ王座を戴冠したパートナーであるDDTの高木三四郎大社長の名を挙げ、「僕の1つ年上が高木大社長で。『高木大社長がまだプロレスやってるから自分も頑張ろう』と思ってたら、ちょっとプロレスを休業なさるということで。僕も『このまま続けられるかな?大丈夫かな?』とモチベーションが下がったときもあったんですけど、持ち直してなんとかベルトを獲ることが出来ました。まだまだやって欲しいですね。中高年の道しるべになって欲しいです」と熱いメッセージを贈った。
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