松本人でな志を流血させて倒したフェリス・ジェリコ女学院が王座奪還!同志社プロレス同盟45周年記念興行は未来に繋がる満員へ
学生プロレス界でも老舗に入る同志社プロレス同盟(DWA)が今年45周年を迎えるが、現在所属選手がたった1人というかつてないほどのピンチを迎えている。 この状況を打破すべく、立命館プロレス同好会(RWF)やOBも参加する入場無料の興行『DWA創立45周年記念興行~京都の学生よ、集え~』が1月27日、京都・KBSホールにて開催された。 250人満員の観客が集まる中、全25選手が8試合を開催。 メインイベントではかつて棚橋弘至やレイザーラモンHG、オルカ宇藤やSTARDOMの岡田太郎社長も巻いた京都統一ヘビー級王座戦が行われ、現王者の松本人でな志にDWA代表のフェリス・ジェリコ女学院が挑戦することに。
前王者である女学院とのリマッチとなり、お互いの手の内を知り尽くしている2人は一進一退の攻防へ。 やる気が出てきた松本が心の隙をついたサソリ固めを極め、ベッドに飛び込むようなスワンダイブ式のエルボースマッシュで自分の流れに持って行く。さらに青い衝動を叩きつけていくが、女学院も昔の男たちを彷彿とさせるカルマやエメラルドフロウジョンで反撃。 松本の得意技である片翼の天使で脳天からマットに突き刺したものの、松本もデスティーノをとうとう出してイーブンに。 だが最後は女学院が顔面にヒドゥンブレードを叩き込み鼻から出血させると、変形コードブレーカーで3カウント。女学院が京都統一ヘビー級のベルトを奪取した。 マイクを手にした女学院は「今日の興行に至るまで数えきれない苦難がありました。何度も何度も挫折しそうになりました。松本、熱がこもっちまった。流血させたことは謝る。すまんかった。今日はKBS、ほぼ満員にできたことを本当に誇りに思ってます。こんなに多くの人に応援してもえると思うと、まだまだ学生プロレスやれるなって今日確信しました!」と喜びをあらわにした。 蓋を開ければ客席を増席するほどの、満員の観衆が集まったDWA45周年記念興行。興行的には大成功ではあるが、果たして新入部員は入るのか?そしてDWAは存続できるのか・・・ なお近日、全試合の動画がDWA・RWF公式Youtubeチャンネルにて公開される予定。要チェックだ。
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