東北新幹線の架線支える金具2本、民家などに落下…パンタグラフ一部が欠損
JR東日本は11日、東北新幹線の架線を支える金具2本が古川駅(宮城県大崎市)近くの民家などに落下していたと発表した。けが人はいなかった。
発表によると、東京発新函館北斗行きの東北新幹線「はやぶさ19号」(10両)が8日、古川―くりこま高原間を走行中に異常を検知した。車両を調べたところ、パンタグラフの一部が欠損しているのを確認。また架線の点検では、同区間で架線を支える金具計5本(1本当たりの重さ約1・5キロ)が損傷し、うち2本が古川駅近くの民家と駐車場に落下しているのが見つかった。
このトラブルでは計135本で遅れや運休が発生し、約6万7000人に影響した。JR東で原因を調べている。