開幕戦黒星のソシエダ…MF久保建英の現地評価も分かれる形に「攻撃面で最も危険な選手」「判断力に欠けた」
18日のラージョ・バジェカーノ戦に先発出場したレアル・ソシエダのMF久保建英について、現地メディアが評価を下している。 【ハイライト】ミスから撃沈のレアル・ソシエダ レアル・ソシエダ在籍3年目のシーズンを迎えた日本代表MF久保建英は、18日に行われたラ・リーガ開幕節ラージョ・バジェカーノ戦に右ウィングで先発出場。試合が進むにつれ、久保の仕掛けからゴールに迫るシーンが増えたものの、1点には結びつかず。すると67分に先制点を許し、さらに84分にはパリ五輪金メダリストのFWセルヒオ・カメージョにゴールを破られる。後半アディショナルタイムにMFマルティン・スビメンディが反撃の1点を返したが、時すでに遅し。このまま1-2で敗れ、本拠地『アノエタ』で黒星発進となった。なお久保は、68分までプレーしている。 ミスから2失点を喫するなど、全体的に低調な内容だったレアル・ソシエダ。その中で、スペイン紙『エル・デスマルケ』は、久保にチーム最高評価タイとなる『7』を与えつつ、「まだ開幕節ではあるが、攻撃面で最も危険な選手。攻撃に関しては非常に退屈だった試合で、彼は火花を散らした」と総評した。 対するスペイン紙『アス』は、「クボがゲームに入るのは難しかったが、ボールが渡った時には右サイドで多くの危険を生み出した。相手はファールでしか彼を止めることができなかった」と一定の脅威になったことを認めつつも、「疲労困憊のためか、好プレーの判断力に欠けていた」と見解を綴っている。 開幕連敗スタートを避けたいレアル・ソシエダは次節、昇格組のエスパニョールと対戦する。
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