J1アルビ、いよいよ最終節 残留信じサポーター「最後まで共に戦う」
私たちはアルビを信じてる-。サッカーJ1アルビレックス新潟が12月8日、J1残留を懸けてリーグ最終節の浦和戦に臨む。アウェーの埼玉スタジアムで難敵浦和を相手に、新潟は勝つか引き分ければ、自力で残留を手にできる。正念場の一戦にサポーターは「選手と気持ちは一つ」と共に戦う覚悟で挑む。 試合当日の観戦チケット約6万枚は完売し、このうち新潟側の割り当ては3500枚ほど。浦和のチームカラーで真っ赤に染まったスタンドで、オレンジの新潟サポーターは残留の望みを託す。 「アルビは生きがい。愛しかない」と語る新潟大3年の網代和花さん(21)=胎内市出身=は、サークル「新潟大学アルビレックスプロジェクト」のメンバー25人で“参戦”する予定だ。「アルビサポーターの良さは団結力。声がかれるまで応援し、最後まで跳ね続けたい」と意気込む。 スタンドで応援を先導するグループ「BRIGADA F.A.N.S.(ブリガーダ・ファンズ)」のドラム担当、渡邉林太郎さん(32)=新潟市中央区=は「選手は今までの全てを懸けてプレーを。そのために全力でサポートする」と誓う。「現地で応援する人も来られない人も、90分間一緒に戦ってほしい」と呼びかけた。