「交通事故で困っている人に役立てて・・・」大晦日の佐渡市の交番に「月光仮面」が寄付金 1978年から52回目 別の交番にも匿名者が寄付金【新潟・佐渡市】
大晦日の31日、佐渡市の2箇所の交番に「交通事故で困っている人に役立てて」などと善意の寄付金が届けられました。 寄付金が届けられたのは佐渡市の両津交番と佐和田交番です。両津交番には31日午後、交番裏の駐車場に停めてあった警察車両のボンネットに紙袋などに入った硬貨9950円がおかれていて、一緒に入っていたメモ用紙には「毎日、一枚ずつ集めた小銭です。交通事故などで困っている人に少しでも役立てば幸福です。月光仮面」と記載されていました。硬貨は500円硬貨が1枚、100円硬貨が60枚、50円硬貨が10枚、10円硬貨が295枚でした。 また佐和田交番には31日午前1時頃、交番内のカウンターの上に封筒が置かれているのを警察官がみつけました。封筒には一万円札2枚が入っていて、メモ用紙には「わずかですが交通遺児の方に使って下さい」と手書きで記載されていました。 両津交番には今回と同様に月光仮面と記載のメモと共に1974年に始まり、今回で52回目、佐和田交番には匿名で1987年からで今回39年回目でそれぞれ善意が寄せられています。 佐渡警察署は「寄付を頂いた方々には、心から感謝申し上げます」とコメントを出し、2件の寄付金を「新潟県交通遺児基金」に寄付をして交通遺児のために役立ててもらうことにしています。
NST新潟総合テレビ