兒玉遥、うつ病体験談や美容整形を告白した思い 外見への執着からの解放も語る「自分のことを愛せるように」
――コンプレックスが多かったそうですが、解消されてきましたか? 若い時は何か変えてちょっとでも良くなりたいという気持ちでいっぱいで。良くなったと思う部分もありますが、今思い返せば、整形しないほうがよかったなと思うのが9割ぐらいです(笑)。知らないでやると危険なところもあるので、あまり表立って「いいよ」とは言えないです。でも、後悔しても仕方ないので、勉強代になったなと思うようにしています。 ――少しでも良くなりたいという願望は薄くなってきたのでしょうか。 グループ時代は特に、人と比べて自分を苦しめていたなと思いますが、休養期間を2年ぐらいいただいて、ゆっくり周りを見た時に、人と比べる必要はないんだなと。自分が誰かと比べているだけで、周りの人は比べながら人を見てないと気づけた瞬間、そういう風に思えるようになりました。外見への執着もありましたが、自分が誰かと接する時にあまり気にしてないと気づいたら、自分が自分に求めているだけなんだなと思うようになりました。 ――昔は追い求める理想がすごく高かったんですね。 そうですね。今、理想に近づけたのかはわからないですが、前よりも自分に優しくなれて、自分のことを愛せるように。そうなってから毎日がハッピーになりました!
女優業の充実に喜び 資格を生かした活動にも意欲
――2024年はご自身にとってどんな年になっていますか? あっという間でした。女優業に関しては、今までで一番忙しく過ごせてうれしいです。 ――ショートドラマ『ワンチーム、ワンホーム』(アシックスジャパン制作)では、建設業を舞台に、中村獅童さんがベテランの坂井、兒玉遥さんが新人の内藤、砂川脩弥さんが新人の陣内を演じられています。本作に出演した感想をお聞かせください。 縦型動画が初めてだったのですごく新鮮で、この職業をやっていると時代の流れやトレンドを知ることができて楽しいなと思いました。そして、中村獅童さんという、幼い頃からテレビで見ていた方と共演することができ、すごくいい機会をいただけて幸せでした。 ――今28歳ですが、今後はどうなっていきたいと思い描いていますか? どうなっていくんだろう!? 全然わからないですけど、今をキープしながらさらに成長したいです。お芝居ももっともっと磨いていきたいですし、やりたいこともたくさんあるので。 ――目指している女優像も教えてください。 役を演じている時にしっかり役を全うできたらいいなと。そして、進化していける女優さんでいたいです。